クリーニングの種類

@ ドライクリーニング    

簡単に説明しますと、家庭での洗濯の様に水洗いをしてしまうと縮みや 型崩れ、

染色が落ちて しまうデリケートな衣類等を、水を使用せず揮発性の有機溶剤で洗う方法。

ウールやシルクなどのデリケート素材の洗浄に適しています。

  

◎特徴

皮脂・化粧品・油脂・機械油・鉱物油・脂肪酸等、油性汚れには効果が大でありますが、

水溶性汚れは落ちにくいのがデメリット。  

 

有機溶剤と言ってもピンと来ないと思いますが、業界で現在使用されている

クリーニング溶剤は下記の3点。

  

@テトラクロロエチレン(通称パーク)

この溶剤は不燃性(引火しません)で油汚れを容易に溶解します。

また揮発性が高い為、短時間での洗浄・乾燥が出来る為生産性に優れています。 

その反面、比重が大きくダメージが受けやすく、樹脂を溶かしやすく、風合いも

損ないやすいデメリットもあります。

また、有害物質に指定されているので、取扱いは非常に厳しい規制があります。 

 

A石油系

石油を更に浄化した洗浄液で無色透明な液体です。

油脂溶解力は低いのですが、比重が軽いため『きもの』や『獣毛』等の デリケートな

品物の洗浄に適しております。

現在、日本では一番使用されている溶剤で、当店もこの洗浄剤を使用しております。

また、洗濯絵表示にセキユと書かれている場合は、デリケートな品物が多くこの溶剤

のみ洗浄可能と言う事です。

 

Bフッ素系

これも不燃性の液体です。

沸点が非常に低く比重が大きい、短時間での洗浄・乾燥のメリットがありますが、

ボタン等に使用されているアクリル樹脂や、ポリウレタン合皮などへの影響が

強いのが特徴です。

やはりオゾン層破壊の環境問題にも影響があり、2020年に製造禁止となります。

    

 

A ランドリー

 

 所謂、家庭で行っている洗濯と同じ『水洗い』のイメージを持たれている 方が

 多いと思いますが、 一言で言えば業務用洗濯機での温水洗いです。 

 

一律に温度を上げるので無く、衣類の素材別に分類し温度や時間を設定して

洗浄します。

又、洗剤はもとより助剤等も添加しますので、家庭の洗濯に比べ汚れ落ちが

良く殺菌効果も 大きいのが特徴です。 

  

◎特徴

汗・アルコール・たんぱく質・デンプン・尿・アンモニア・塩等の水溶性 汚れには

効果がありますが、油性汚れはおちにくい。 

 

 

B   ウエットクリーニング 

 

ウエットクリーニングは、本来ドライクリーニングすべきデリケートな品物を、

水に特殊な洗剤を 使用し手洗いする方法。

基本的には ドライクリーニングマークの付いている、水洗い不可商品を洗浄します。

  

水溶性汚れを除去出来るので、さっぱりふんわりと衛生的に洗い上げる事が

出来ますが、 本来は水洗い不可な為、縮み・型崩れ色を落ち等の何かしらの

弊害が想定される為、 高度な知識や技術を必要とされています。

当店では全て採寸を行ってカルテを作成してからの作業となります。 

 

◎特徴

基本的には手洗いをする為、穏やかにダメージが抑えて洗う事ができます。

汚れの性質上、ウエットのみのクリーニングよりドライクリーニングとの併用で、

より大きな効果が 生まれます。 

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